寝違えの治し方?私が痛みを和らげるためにやってみた事まとめ [寝違い]
私自身、先日はじめて寝違えてしまいました。
金曜日に、ん?寝違えたかな?ってちょっと首が回しづらく感じたものの、ADL(日常生活動作)にはそれほど支障ありませんでしたが、土曜日の朝、目覚めると完全に首が回らなく、いや厳密に言えば起床後よりも昼過ぎから徐々に痛みが増強していきました。
こんなにも痛くなるものかと藁をもすがる思いでネットで色々調べたり整骨院にも毎日通いました。結果何が良かったのか、それぞれのメソッドが実際に効果があったのか、感想ベースで書いていきたいと思います。
とにかく痛みを少しでも緩和させたい場合は全て試してみてもいいかもしれません。
◆ 寝違えの原因は?
寝ている時に寝相の悪化により、頭から首が不自然な姿勢で寝たり、あたまを壁に押し付けたまま寝ていたりすることで発症するということは説明するまでもないことですが、私にとってもっと気になる、いや考えるべきなのは「そもそも寝相が悪くなる原因は何なのか?」だと思います。
◆ 寝相が悪くなる原因
・普段と違う環境
自分がいつも寝ているベッドではなく、職場のソファやベッド、いつも使っているものと違った枕など睡眠環境の変化で体に負担をかけてしまうことが考えられます。
・精神的肉体的疲労
極度に心身が疲れた状態にあると、その分、寝返りをうつ回数が増えたりいつもとは違った寝相で筋肉疲労や体に蓄積した疲労を取り除こうと不自然な寝相が増えがちになります。
メジャーリーグで活躍中のダルビッシュ有投手は年に数回寝返りで試合欠場を余儀なくされますが、これは一因として肉体疲労が考えられるでしょう。
・深酒
職場の宴会などでついつい愚痴がヒートアップしたり、そもそもお酒が飲むのが好きな人は、大量のアルコールで睡眠というよりも昏睡状態になり、同一姿勢のまま眠ってしまい一部分に負担がかかってしまうというものです。飲み会の多いシーズン(4月・12月)は寝違えの発症率が高いです。
・自律神経失調症
交感神経、副交感神経のバランスがうまくとれず、内蔵の不調や寝ている時の自律神経失調による筋肉の過緊張が生じることが一因としても考えられます。
結局は・・・
今回私が普段なることのない寝違えになったときのいきさつを考えてみると、
・ストレスが例年以上に溜まっていた
・痛み1日目はたいしたことないと思い、筋トレをした
・1日目(金曜日)の夜、会社の宴会でストレスが更に溜まった状態で酒を大量に飲んだ
・家に帰ることができず職場の仮眠室のベッドで寝た
どれも上記の原因に当てはまることばっかりでした。
私の場合、時間が経つにつれどんどん痛みが増強し、何をするにも痛くて
(とくに横になるとき)不安だったのですが、
痛みが増強した原因は、
おそらく土曜日の朝、温泉に行って体を温めたことが痛みを助長したと考えられます。
なんとか痛みを軽減できないかと調べた結果、
改善策と、やってはいけないことがわかりました。
ちなみに最初にやっていけないことを説明すると・・・
・温める
・首の曲げ伸ばしストレッチ
・マッサージ
最初はどれも全部やってしまいました。
では実際にちゃんと調べて私が寝違えの痛みを和らげるためにやったことに
ついて紹介します。
◆ 痛みを和らげるために私がやってみたこと
アイシング
まず炎症反応の王道といえばアイシング。
最初は何を血迷ったか、わざわざ温泉まで行って温めながら
マッサージするという最低行為をした私でしたが、
我に返って、家でひたすらアイシングをしました。
やり方に関しては基本的な方法ですが
・10分〜15分程度で冷やす
・10分休憩
これを3セット行う。
私の家にはアイシング用のアイスノンがあるので
それを使いました。
残念ながら、アイシングで痛み緩和されることはありませんでした。
逆になんだか痛くなったような気がしました。
まあでも打撲や捻挫をしたときの
アイシングは基本中の基本なんで
炎症を和らげるためにもこれはしておいた方が
良いと思います。
次ぎにやったのはツボ。
いくつか寝違えに効くと言われるツボがわかりました。
①大椎(だいつい)
第7頸椎の下にあり、寝違えの主なツボと
②風池(ふうち)
こめかみの後ろにあり、髪の毛の生え際のくぼみにあります。
頸部のある筋肉のをつかさどるツボで、寝違えの痛みを緩和する働きがあります。
③肩井(けんせい)
肩の根元から肩先までの中間点。
寝違いによる肩の張りと痛みを解消
④労宮(ろうきゅう)
コブシを作り、中指乃指先が手のひらにあたるところにあります。
⑤
落枕(らくちん)
手の甲にあるツボで第2指(人差し指)と第3指(中指)の中間の位置にあります。
動画がとてもわかりやすいので貼っておきます。
⑥懸鐘(けんしょう)
外くるぶしの上3寸にあり、足にある寝違えのツボです。
文章の説明ではわかりずらいので下図を参考にしてください。
出典http://bit.ly/2ad4Vvf
これらのツボを痛みが増強しだして1日目から
ひととおり押しましたが、私の場合全く効果が感じられませんでした。
痛みが弱くなるどころか強くなるばかりで、だんだん不安になってきました。
(大丈夫か?私の首・・汗)
次にやったことは
寝違えの治し方で検索すると高確率でヒットする有名?な方法で、
「嘘みたいに改善される」という噂の
漫画「ゴッドハンド輝」で紹介されていた治し方です。
動画でやり方を解説されているのがありますので
それを参考にやりまりた。
これ
これも3回ほど実践しましたが・・・
結果、楽になったという自覚症状はありませんでした。
次にやったことは・・・
「整骨院に行く」でした。
残念ながらここは「寝違えお任せください」的な
強みはない、一般的でなぜかちょっと人気のある治療院で、
やってくれたのは、
アイシングと、超音波、マイクロ波でした。
超音波の後
柔整師
「どうですか?ちょっとは楽になりました?」
私
「は、はいちょっと楽になった、かも。」
内心、
ほとんど何も変わっていませんでした。
整骨院に行ったのは、日曜日でしたが、
痛みがかなり増して「ああ頭に響く・・・」
歩く事さえ辛くなり・・・
結局今回、寝違えの経験で最も効果があったのは、
痛み止めの薬「ロキソニン」でした。
「なんじゃそりゃ!」ってツッコミを入りそうですが、
整骨院の先生曰く、
「◯◯さんの場合は、相当程度の強い寝違いですね」
「しかも急性期なんで痛みも強いはずだし」
私
「寝違えって言い換えれば、頸部の捻挫ですよね?」
「私はよく足首の捻挫をやるのですが、同じ捻挫とは
思えない程痛いです」
先生
「首はやはり体の中心で神経もかなり走行しており、
痛みの伝達速度もそれだけ早いんです」
私
「なるほど・・・」
寝違えでちょっと不安になるくらい痛みがヤバイって人、
1週間、1ヶ月経っても痛みが治まらない場合、
吐き気や激しい頭痛、手足のしびれがあるような場合は
自分で対処せず、しっかりとした病院(整形外科)に行きましょう。
まずは、今回、私がしてきたことをやってみて、
それで痛みが改善されたらそれはそれで役に立つことができて嬉しいです。
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