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PEEP(呼気終末終末陽圧型人工呼吸)にについて [呼吸管理]

今日は人工呼吸のPEEP(ピープ)、呼気終末終末陽圧型人工呼吸について
復習しておきたいと思います。


PEEPってなんだっけ??

















答え


PEEPとは
PositiveEnd-expiratory pressure(ポジティブエンド-エクスパイラトリィ-プレッシャー)
の略称で、呼気を平圧(通常の呼気圧力)に開放せずに、陽圧に保つことで
肺胞の虚脱を防ぐ用法のことです。

スクリーンショット 2014-12-15 7.10.29.png
地図では呼気の終わりに平圧にならないことを説明しています。


色んな肺障害に適応しますが、基本的に当初からARDS※への有効性が指摘されています。


※ARDSとは準備中)


混同されやすい
PEEP(ピープ)とCPAP(シーパップ)の違いについて


じゃあPEEPと陽圧換気のCPAPの違いはなんだっけ?


PEEPについては、
「息を吐いている間、呼気を一定の圧力以下に下げない用法」で

いっぽう
CPAPとはContinuous Positive Airway Pressure
(コンティヌアス-ポジティブ-エアウェイ-プレッシャー)の略称で
PEEPのように息を吐くときだけでなく、息を吸うときも
つまり、「呼吸全体に陽圧をかける用法」になります。


よく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に治療においてよく
使われる重要な治療法ですね!


下図のように基本的に鼻から圧をコントロールするのがCPAPです。

12ph_01.jpg







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