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ねじ子の看護本 手技 「聴診」 [手技]

それでは前回の視診から続きで、
今日は「2、聴診」についてみていきたいと思います。

「1、視診」はコチラ


2、聴診

次に聴診。
患者の傷病によっては必要とは限らないが、
医療従事者ならば、人生で少なくとも1個は必要。



著書のお勧めは、
Littmann CLASSICⅡ
相場2〜3万円くらいするが
楽天では1万円程度で売られている。



・2〜3万くらいのものが良いと思うが、
それ以上の高額のものはよく違いがわからない。




・聴診器のなかには、一部血圧計にと一体型のものが
あるがこれで胸の音などを聴きづらい。



・小児科の場合は、聴診器にマスコットをつけたりして
子どもの興味をひき、診察しやすくするのが王道。


聴診器の構造を少し説明しておくと・・・

聴診器の先端は

平で接地面積の広い「膜型」と、
面積の小さい「ベル型」がある。

それぞれの特徴として

膜型・・・高い音を聴きやすい
ベル型・・・低い音を聴きやすい

私の覚え方
「高膜、低れベル!」笑


聴診器のなかにはベル型と膜型を
いちいち切り替えなくてもよい
一体型のものもあり、

代表的なもので
Littmann Masater Cardiology
値段は楽天でも3万円!

聴診器の使い方とトラブルシューティング

1、聴診器を耳に入れる場合は、耳の穴の角度に合わせて
  挿入する。

2、寒い冬は特に、聴診器が冷たくなっているので
  手などで温めておく

3、用途に合わせて、膜型、ベル型を体表面にあてる





トラブルシューティング

聴診器が壊れることはめったにないと言われており、
もし音が聞こえないと思った場合は、
大半が使用者のミスによるものである。

よくあるミス・トラブル

① 耳にうまく入っていない
 >イヤーチップが左右逆に入れてしまっている

②ベル型と膜型を逆にしている
 >チューブの先端をまわして切り替える

③肌との接触が悪い
 >ちゃんと体表面に接触できていない

④聴く場所が見当違い
 >血圧測定等でありがちなミス

⑤チューブが割れている
 >使わないときに首に巻いていることが多い場合、
  皮膚の油脂分でチューブが硬化して割れやすくなる!


1、視診
2、打診





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